あなたが眠っている間に16話のあらすじとネタバレ、見どころ感想とあなたが眠っている間に16話が見られる日本語字幕付きの動画情報をお知らせします。
前回はホンジュが危うく死にかけ、さらにはユボムの策略によってリンガー連続殺人事件の真犯人ジュアンが死亡しましたよね。
正当防衛を主張するユボムと、殺人罪を主張するジェチャンの熱い法廷バトルが見どころでした。
そしてこの裁判のカギを握るのはウタクの証言になりそうです。とうとう最終回の16話。どんな結末が待っているのか気になりますよね。
さっそく16話のあらすじから見ていきましょう。
あなたが眠っている間に16話あらすじ
イ・ユボム（イ・サンヨプ）の裁判で証言をすることになったハン・ウタク（チョン・ヘイン）。
チョン・ジェチャン（イ・ジョンソク）から傘の色を訊ねられたウタクは、ついに自分が色を区別できないことを告白しました。しかしその代わりに傘の特徴を詳細に語り、ユボムを追い詰めることに成功。
劣勢に立たされ弁護士からも見捨てられたユボムは、海外に逃走することを決意します。
そこにチェ・ダムドン（キム・ウォネ）が現れユボムを止めようとしました。しかしユボムは自分を裏切ったダムドンに腹を立て、ダムドンを車で跳ね飛ばしてしまいます。
瀕死状態に陥ったダムドン。ダムドンは駆け付けて来たジェチャンに「この瞬間を13年前に夢で見た」と語り始め・・・。
あなたが眠っている間に16話ネタバレ
1．ウタクの決意
ユボムの裁判。証言台に立ったウタクは、あの日ホンジュを助けに屋上に行ったとき、2本の傘を見たと証言しました。
しかし傘は何色だったかと訊ねるジェチャンに、ウタクは答えることができません。なぜならウタクは色を区別することができないからです。
そのことを隠してウソの証言をすれば後でウソがバレたときに偽証罪で処罰され、反対に色を区別できないことを正直に話せば警察をやめなければいけなくなります。
そしてウタクが出した結論は、色を区別することができないと正直に明かすことでした。さらにウタクは「この証言が終わったら辞表を出すつもりだ」と宣言したのでした。
ウタクの言葉を聞いたジェチャンは動揺し、手に持っていた書類を落としてしまいます。一方のユボムとその弁護士コ・ソンホ（ソン・ビョンホ）は、自分たちの勝利は決まったようなものだと嬉しそうな様子。
このままではジェチャン側は負けてしまいます。ジェチャンは震える手で書類を拾うと、ウタクに傘の特徴を訊ねました。
するとウタクはまず、傘の形について話し始めます。夜に一瞬見ただけとは思えないほど詳細な説明に、みんなは驚きます。
さらにウタクは分からないはずの傘の“色”についても説明し始めました。「1本の傘はユボムが今着けているネクタイと同じ色で、もう1本の傘はジェチャンが来ている法服の色よりも鮮明な色だった」と。
ユボムのネクタイは緑色で、ジェチャンの法服は暗い赤色です。ウタクは色を“赤色”や“緑色”のように区別できない代わりに、このような方法で区別する術を身に着けていたのです。
ウタクの説明を聞き終わったジェチャンは傘の写真を画面に映し出しました。そこに映し出されたのはウタクが証言した通りの特徴を持った傘です。
ウタクの証言によってこの傘がユボムとハ・ジュアン（イ・ウヌ）の物であることが証明されたのでした。
証言がうまくいったウタクは満足げに、そしてどこか寂しそうな表情で微笑みます。そんなウタクをジェチャンとナム・ホンジュ（ペ・スジ）は複雑な表情で見つめていたのでした。
2．ダムドンとの別れ
ウタクの証言により、一気に劣勢に立たされたユボム。するとユボムを無実にするのはムリだと悟ったソンホはユボムを見捨て、次の裁判では他の弁護士に担当を任せることにしました。
それを知り絶望したユボムは海外に逃走しようとします。実はすでに飛行機は予約済みで、荷物もまとめて車に用意してあったのです。
しかしそのことを察したジェチャンたち検察側は一足早く、ユボムを出国禁止にするための手続きを完了させていました。
それを知らないユボムは急いで空港に向かおうとします。するとそのときダムドンが現れました。
ユボムはなぜ自分を裏切ったのかとダムドンを責めます。するとダムドンは「ユボムのことを特別に思っていたからこそだ」と答えました。
ダムドンがユボムを特別に思っていた理由、それはユボムとダムドンの弟が同じ誕生日だったからです。
ダムドンは弟が重い罪を犯したことや、それを止められなかったことを後悔していました。そしてユボムがこれ以上罪を重ね、弟のようになることを止めたかったのです。
「逃げたらもっと傷つくことになりますよ」と言いユボムを説得しようとするダムドン。しかしユボムはダムドンを振り切り、立ち去ってしまいました。
ひとり残されしょんぼりと歩くダムドン。すると空から一枚の紅葉が降ってきました。季節外れのその紅葉を拾いあげ「今だったんだな」とつぶやいたダムドン。
すると後ろからユボムの乗った車が走って来て、ダムドンを勢いよく跳ね飛ばしました。その瞬間をちょうど目撃したジェチャンは慌ててダムドンの元に駆け付けます。
たくさんの血を流して倒れているダムドン。するとダムドンは自分を抱きしめながらオロオロしているジェチャン向かって「13年前にこの瞬間を夢に見た」と言い始めました。そしてそのとき夢の中で、ジェチャンが自分に言ってくれた言葉があると。
それを聞いたジェチャンは「もしこの瞬間を夢に見たら、どうか僕に会いに来ないでください。そうすれば生きていられます」と泣きながら言いました。
しかしダムドンは首を振ります。夢の中でジェチャンが言ったのはその言葉ではなかったと。するとジェチャンは激しく嗚咽しながら「どうか僕に会いに来てください」と言ったのでした。
その言葉を聞いたダムドンは満足げに笑いました。その言葉を13年前に夢で聞いたから、ジェチャンに会うために警察を辞めてここに来たのだと。そして「自分を責めてはいけない」とジェチャンに言い残し、ダムドンは息を引き取ったのでした。
ダムドンを轢いたユボムはすぐに逮捕されました。その後ジェチャンは裁判でユボムに対し無期懲役を求刑。そして判決は見事、求刑通りの無期懲役となったのでした。
3．ウタクの未来
それからしばらく経った頃、ジェチャンは“手の震え”に悩まされていました。病院に行っても原因は分かりません。ホンジュはそんなジェチャンを慰め、自分が治してあげると約束したのでした。
ある日ジェチャンの家にやって来たホンジュは、ジェチャンの法律書をスーツケースに詰め始めました。ウタクが1年後にロースクールに行く夢を見たと言うのです。
ウタクはあの証言の後、ホンジュたちとの連絡を絶ち、いつも一緒に食べていた朝食の場にも現れなくなっていました。ふたりはそんなウタクを心配していたのです。
警察を辞めたウタクはその頃、家に引きこもっていました。ヒゲは生やしっぱなし、部屋は荒れ放題のひどい状態です。
そこに突然やって来たホンジュとジェチャン。ふたりはウタクがロースクールに行く夢を見たことを告げ、ジェチャンの法律書を渡しました。
ウタクは自分がこの歳でロースクールに行くなんてと驚きながらも、ふたりに対して以前のように明るく接したのでした。
その日ウタクと別れた後、ジェチャンは自分の手が震えなくなっていることに気づきました。「やっぱりウタクだったのね」とつぶやいたホンジュ。
どうやらジェチャンはウタクが警察を辞めたことに責任を感じ、その精神的ショックで手が震えていたようです。ホンジュはそのことに気づき、ジェチャンの気持ちが軽くなるよう手伝ってあげたのでした。
そして1年後、ウタクはホンジュの夢の通り法律の勉強をしていました。進路は決めたのかと訊ねるホンジュの母ユン・ムンソン（ファン・ヨンヒ）に、ウタクは「弁護士が自分に合っていると思う」と明るく答えたのでした。
4．先輩たちの結婚式
ある日、ホンジュとジェチャンは結婚式にやって来ました。結婚するのはジェチャンの先輩であるイ・ジグァン（ミン・ソンウク）とソン・ウジュ（ペ・ヘソン）です。
ふたりはこれまでこっそり職場恋愛を楽しんでいたのですが、あることがきっかけで交際がバレてしまいました。
その出来事とはジグァンがある日、仕事中にリップクリームと間違えて口紅を塗ってしまったことです。それを見たウジュは動揺し、自分の口紅とジグァンのリップクリームが入れ替わったのだと声に出して言ってしまいました。そのせいでふたりの交際はみんなの知るところとなったのでした。
結婚式でたくさんの招待客たちに祝福されるジグァンとウジュ。長いこと腎不全を患っていたウジュの息子ソン・チャンホ（コ・ウリム）もすっかり元気になり、楽しそうに笑っています。
そしてホンジュやジェチャンたちもみんな、幸せな雰囲気の中で笑い合ったのでした。
5．ジェチャンの選択
ホンジュとジェチャンの交際も順調に続いています。ある日ホンジュは「これまでで1番後悔していない選択はなに？」とジェチャンに訊ねました。
するとジェチャンは、自分たちが初めて顔を合わせた“バス停”での選択だと答えました。実はあのときジェチャンは、バスではなくタクシーに乗ろうとしていました。
しかしバス停にいるホンジュが被っている“帽子”を見て、バスに乗ることにしたのです。そのときホンジュが被っていたのは、子どもの頃ふたりが出会ったときにホンジュが被っていた帽子と同じものでした。
ジェチャンは「あのときの子は男の子だったし違うだろう」と思いつつ、気になってホンジュの元にやって来たのです。
そしてジェチャンのその小さな選択のおかげで、ふたりは運命のように再び出会うことができたのでした。
あなたが眠っている間に16話見どころと感想
1．ダムドンの心打たれる選択
「あなたが眠っている間に」もとうとう最終回を迎えたわけですが、ダムドンがここまで重要な人物になるとは最初の方は全く予想していませんでした。
ダムドンがこの物語の影の主役だったと言っても過言ではないかもしれません。
ダムドンが死ぬ間際、ジェチャンがダムドンに求められて「自分に会いに来てほしい」と言ったシーンはとても印象的でした。
ダムドンはその言葉を13年前に夢の中で聞き、そして自分が死ぬことが分かった上でそれでもジェチャンに会うという選択をしたのですよね。ダムドンの深い愛に、とても感動しました。
2．みんなのその後
16話は最終回ということで、これまで登場した様々な人々のその後を少しだけ垣間見ることができました。
例えばジグァンとウジュの結婚式には留学中のパク・ソユン（キム・ソヒョン）が現れてチョン・スンウォン（シン・ジェハ）と交際継続中であることをアピールしてくれましたし、カフェ店員カン・チョヒ（キム・ダエ）も、兄が犯罪者になるという辛い出来事を乗り越えて元気に笑っている姿が映し出されていました。
辛い目に遭った人々が今はそれぞれ元気に過ごしている姿を見て、こちらまで嬉しくなりました。いつの間にか登場人物たちに感情移入していたのかもしれません。
そのくらいこの作品が魅力的だったということでしょう。
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ペ・スジとイ・ジョンソクという美男美女カップルの共演が話題となったこの作品ですが、脇を固めるチョン・ヘインやキム・ウェネらも好演し、物語を盛り上げてくれました。
つい一気見したくなるような、魅力いっぱいの作品です。この機会に是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。
以上、あなたが眠っている間に16話のあらすじネタバレ感想と動画のご紹介でした。
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