太陽の末裔7話あらすじとネタバレ、見どころ感想と太陽の末裔7話が見られる無料動画情報をお知らせします。
前回は、ウルク大地震の救助活動現場にシジンが応援に駆け付けたところで終わりましたね。
お互いの安全を気に留めながらも、それぞれのやるべきことを精いっぱいやろうと誓いあう二人。救助活動と治療活動、軍人と医師として、それぞれの職業への理解を深める回になっていることと思います。
モヨンが持っている軍人という職業への不信感を少しでも取り除き、二人の関係がさらに一歩進んでくれるといいのですが…。この救助活動の先に待っているものとは一体?
それでは、気になる7話のあらすじから見ていきましょう。
太陽の末裔7話あらすじ
ユ・シジン(ソン・ジュンギ)は、救助現場指揮官として適切な指示で救出作業を行っていきます。
そんな中、シジンは倒壊した建物の中に生存者がいるのを発見し救出に向かったものの、生存者2人のうちどちらかしか助けられないという状況を悟り、カン・モヨン(ソン・ヘギョ)に、医師としてどちらの救助が優先か判断してほしいと決断を委ねます。
なかなか決めきれないモヨンに冷たい言い方をするシジンでしたが、その裏に隠された愛情を感じ取ったモヨンは、医師として適切な判断を行うのでした。
その夜、自分の決断により死なせてしまったもう一人の生存者を想い、涙を流すモヨン。
その様子を優しく見守るシジンでしたが、肩の怪我をモヨンに治療してもらう際に、どうしても心の内を抑えられなくなり、
「ずっと会いたかったです。もう一度考えてみてください、僕は本気ですから」
そう言って、再度モヨンにアプローチするのでした。

太陽の末裔7話ネタバレ
1.生存者の発見
シジンたちは倒壊した建物の中からわずかに生存者の気配を確認し、急いで救助体制に入ります。
事実、中には生存者がいました。それは、このテソン太陽光発電所の工事現場監督であるコ班長、そして現地作業員の男性の2名でした。
コ班長は体を瓦礫に押し潰されていて身動きが取れない状態で、作業員男性は右胸に鉄骨が突き刺さってしまっており、全く動けない状態でした。
しかし、数多くのコンクリートの瓦礫が行く手を阻んでいて、とても救助に向かえる状況ではありません。シジンたちがどのように瓦礫を突破するか作戦会議をしている中、ウルク電力の所長であるチン・ヨンスがやってきました。
彼は、実は“死の商人”と呼ばれるアゴスの手下であり、密輸行為に携わっている一人でした。アゴスの絶対的権力の前には逆らえず、工事現場事務所内に隠し持っていた密輸宝石をどうしても取り返さなければならなかったのです。
無理に瓦礫を突破することによる二次倒壊のリスクを防ぐために、慎重に作戦を立てているシジンたちを横目に、「早く事務所の方を捜索しろ」「大事なものを取りにいかないといけないんだ」などと、あまりにも自己中心的な主張を繰り返すチン所長。
その身勝手な振る舞いに、救出作業にあたっている派兵たちは腹を立てながらの作業となりましたが、やっとのことで入口を確保し、内部へ侵入できたシジンたち。急いで生存者の確認に向かうのでした。
2.医師イ・チフンの戦い
その頃、新人医師イ・チフンはある一人の女性の治療にあたっていました。
足首を鉄骨が貫通しており、一刻も早く鉄骨を抜いて治療に当たらなければなりませんでした。鉄骨を抜く際の痛み止めとして麻酔を注射しようとするチフンの手を、その女性はなぜか制止します。
チフンが英語で「麻酔ですので怖くありませんよ」と何度も諭しても、彼女は首を横に振るだけで、注射をさせてくれません。しまいには、チフンの持っている麻酔注射器を奪い取り投げ捨ててしまいました。
そして、彼女は現地の言葉でこう言ったのです。
「麻酔はダメです。麻酔薬はおなかの中の赤ちゃんを殺してしまうから…」
そう、彼女のおなかの中には小さな命が宿っていたのです。しかし、言葉のわからないチフンには何と言っているのかさっぱり分かりません。頑なに注射を拒否する彼女の態度に次第に苛立ちすら覚えてしまいます。
すると、彼女はあることを思いつきます。それは、病院でもらった赤ちゃんのエコー写真。いつ肌身離さず持ち歩いていたそれをチフンに見せ、「マイベイビー…」可能な限りの英語でチフンに気持ちを伝えました。
状況を理解したチフンは悩みました。確かに麻酔薬は胎児に悪影響を及ぼす可能性がある。しかし、鉄骨を抜く作業を麻酔なしでするなど、想像を絶するほどの痛みを伴うはずだと。
それでも彼女の目は驚くほどに力強く、言葉が通じないチフンにも分かるほどその意思は固いものでした。
「…本当に痛いですよ?オッケー?」そう言って、彼女にエコー写真を返します。
「ワン、ツー、スリー…」その掛け声と共に思い切り鉄骨を引き抜きます。その瞬間、子供を守る母親の愛情に満ちた悲鳴が現場に響き渡ったのでした。
3.残酷な選択
なんとかコ班長のもとへ通り道を確保できたシジンは、モヨンにコ班長と作業員男性の二人の診察を頼みます。
コ班長は瓦礫の重みによりもはや下半身壊死に近い状態、作業員男性は少しでも動くと貫通している鉄骨が脊椎にふれてしまうため、大変危険な状態でした。
二人を救う最善策は、コ班長を押しつぶしている瓦礫を一刻も早く取り除き処置にあたること、そして作業員男性の右胸に貫通している鉄骨を切断して手術室で抜く手術をすることでした。
すると、シジンは神妙な面持ちで「…二人だけで少し話をいいですか?」とモヨンに切り出します。シジンが言うには、二人に危害を加えている瓦礫と鉄骨は、実は構造的に繋がっているというのです。
コ班長を押しつぶしているコンクリートを先にどかすと、その反動で男性を貫通している鉄骨も持ち上がってしまい、彼の体は引きちぎれてしまう。
逆に、先に鉄骨を切断すると積み重なった瓦礫の重心が崩れ、コ班長の瓦礫にさらなる力が加わってしまいコ班長は耐え切れなくなってしまう。
つまり、一方を助けると一方が死ぬという残酷な状況であったのです。そして、シジンもこの状況を打開できる方法はないと言います。
そして、シジンはモヨンにとても残酷な選択を委ねたのです。
「モヨン先生の医師としての判断を基に、生存率の高い患者を優先して救出します」
それは、どちらを助けてどちらを殺すかという、残酷だけれども現在のモヨンがしなければならない決断でした。
両者の状態を見てもあまり長くは待てません。「10分時間をください…」そう言ってモヨンはこの二つの命に優劣を下す“医師の選択”をすることになったのでした。
4.医師カン・モヨンの決断
モヨンは、本当に二人ともが助かる方法はないのか、再度状況を確認していました。しかし何度確認しても状況は変わらず、医師の選択は避けられないようでした。
いよいよ、選択の時です。シジンがモヨンの元を訪れました。「決断、しましたか…?」
しかしモヨンのまなざしは戸惑いと動揺でとても不安げです。
「大尉なら…どうしますか?」モヨンは自信なさげにシジンに問いかけます。
「どうして私に聞くのですか?診察して、診断して、決断するのです。私たちはモヨン先生に神の一手を求めているのではありません。風邪の診断をも間違うような医師でもいい、“医師”と名のつく人の診断が必要なのです。だから、決断してください」
その冷たくも聞こえるシジンの言葉は、彼なりのエールでした。
この残酷な選択をモヨンに任せたことによって、彼女に一生心に残るような傷を負わせてしまうかもしれない。しかし、救助現場においてこの判断は確実にモヨンがしなければならない“仕事”なのだ。だから、どうか気にやまないでほしい。医師としてモヨンはやるべきことをやったのだ。
シジンの真意は、過酷な現場で幾度となく命と向き合ってきたシジンだからこそ言える愛情そのものであり、モヨンもまたそんなシジンの愛情を確かに受け取ったようでした。
その目には自信と確信が戻っており、モヨンはまっすぐにシジンを見つめこう続けました。
「救助の順番は…」
6.命と引き換えに得た命
場所はメディカルセンター。
モヨンはストレッチャーを押しながら手術室に駆け込んできました。その上に乗っていた患者は、そう、作業員の男性でした。
「この患者、ここで死なせません。迅速で的確な手術を!」そのモヨンの掛け声で、男性の手術が始まったのでした。
その頃、現場にある死亡した人たちが安置されている場所に、新たにもう一人加わることになりました。コ班長です。
コ班長の胸ポケットには、家族と一緒に撮った写真が入っていました。
コ班長の死を無駄にしてはいけない。彼の犠牲の上に、救われた命がある。シジンは、写真に写る家族たちに父親であるコ班長の偉業を報告するように、そっとその写真をコ班長の胸の上に置き手を重ねます。
そして、コ班長に向かって最大限の敬意を払い、敬礼をして見送るのでした。
5.シジンの本心
現場本陣に置いてあるボードには、“死亡:18 負傷者:41”と書かれています。
その前には亡くなった人たちへの追悼の意を込めて、たくさんの花とろうそくが手向けられていました。治療活動がひと段落したモヨンは、そのボードを一人眺めろうそくに灯をともします。
ここは、数日前までなんてことのない平和な工事現場でした。死傷した人たちはこんなことになるなど夢にも思わず、ただ普通に働いて普通に生活して、当たり前の日常を過ごしていただけなのです。
そして、モヨンは生前挨拶を交わしたことのあったコ班長を思い出していました。「お医者さん、今日もご苦労様」そう言ってくしゃりと笑うと、目が細くなってしまう少年のような笑顔のコ班長を。
モヨンはたまらずに泣きじゃくりました。誰のせいでもない、自分のせいでもない。そんなことは重々分かっているのです。しかし、泣かずにはいられませんでした。その場にしゃがみこみ、ただただ少女のように声を上げて泣きました。
そんなモヨンをそっと見守るシジン。肩に怪我をして血が滲んでいることも気にならないほどに、モヨンを心配し目を離せずにいました。
すると、それに気付いたモヨンは涙を隠しシジンの治療にあたり、こう切り出しました。
「いつものように冗談を言ってみてください。今の私に必要なのはそれだと思って…」
すると、シジンは意を決したようにこう続けました。
「すごく会いたかったです。何をしてても考えてしまいました。体を酷使してへとへとになったり、酒を飲んだり、いろんなことをしてみたけど、それでもやっぱり会いたかったです。」
いつものように軽いジョークを飛ばすのかと思っていたモヨンは、驚きのあまり言葉を失ってしまいます。
「考えてもみませんでしたか?じゃあ考えてみてください。これは本気だから」
そう言って、再び黙りこむシジンなのでした。
太陽の末裔7話見どころと感想
1.感動の救助劇~それぞれが出会った命の物語~
今回は、1話まるごと救助現場でのお話となりました。特に命の尊さや死について考えさせられるストーリーでしたね。
子供を守る母、部下を守る上司、命を守る軍人と医師、立場は違えど守りたいものを必死に守る姿はこんなにも美しく気高いのか、と改めて気づかされました。
そして、モヨンが迫られた究極の選択。とても切なくて涙なくしては見られない展開でした。“生きるとはなんだろう、死ぬとはなんだろう”、そんな壮大なテーマが大地震の惨劇を通して突き付けられたようで、とても考えさせられました。
きっと答えなど出ないのですが、それでもこのことは視聴者である我々に問われたテーマでもあるのだなと感じました。
2.チン・ヨンスの怪しい動き
ウルク電力所長であり、テソン太陽光発電所の責任者でもあるチン・ヨンス。“死の商人”アゴスの手下であり、救助現場で自分勝手にふるまっていたあの男性です。
彼は、事務所内に隠し置いていた宝石をアゴスに渡さないと命はないと脅されており、一刻も早く宝石を掘り出したいんですね。
今のところたまに現れては文句を言っているだけですが、これから宝石を取り戻すために何かとんでもないことを仕出かしそうで、とてもハラハラする存在です。これ以上、救助現場で悲しいことが起こらないといいのですが…。
これからの展開が非常に気になるところです!
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生と死の行き交う救助現場で、さまざまな人間ドラマが生まれています。この先、シジンとモヨン、そして救助隊と医師団は何を体験して何を感じるのでしょうか。
私たちもこの目でその結末を見届けましょう。この続きはぜひU-NEXTでご覧ください。
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以上、太陽の末裔7話のあらすじネタバレ感想と日本語字幕動画のご紹介でした。
※本ページの情報は2018年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTにてご確認ください。
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