太陽の末裔9話あらすじとネタバレ、見どころ感想と太陽の末裔9話が見られる無料動画情報をお知らせします。
前回は、以前の車の事故で命の危険を感じたモヨンが、携帯電話に遺書として録音していた音声をテベク基地全館に放送してしまうという、コミカルな展開で終わりましたね。
“本当はシジンに惹かれていた”という内容を聞き、嬉しさを隠しきれないシジン。にやりと上がった口角が可愛いらしかったですね。
さて、この事故をきっかけについに二人の関係に変化が訪れるのでしょうか?
それでは、気になる9話のあらすじから見ていきましょう。
太陽の末裔9話あらすじ
カン・モヨン(ソン・ヘギョ)の本心を知りさらにアプローチをかけるユ・シジン(ソン・ジュンギ)ですが、モヨンは恥ずかしさからなかなか素直になれません。
そんな中、シジンとモヨンは地雷地帯に入り込んでしまい、二人で協力してなんとか脱出します。その帰り道、命の危険から解放されたモヨンはついにシジンへの恋心を認め、告白します。そして、シジンもようやく想いが通じ合った喜びに歓喜し、熱いキスを交わすのでした。
翌日、はしかを患う少年の村へ診察に向かったシジンとモヨンが目にしたのは、戦争孤児を人身売買のために匿っている、アゴス(デイビッド・マッキニス)が取り仕切る“幽霊村”という場所でした。
その時、売春に抵抗した少女がアゴスに向かって発砲したのです。「助けないで死なせてほしい」と頼む少女に同情しモヨンは治療を一瞬ためらいますが、シジンは「医師として助けてください」と告げるのでした。

太陽の末裔9話ネタバレ
1.シジンのアプローチ
「ユ・シジンさん?まだ来ないの?こうやって死ぬと分かっていたら私の気持ちを正直に告白すればよかった。ステキな男性にキスされてときめいていたって…」
ふと館内放送から流れてきた自分の録音音声に、モヨンは焦ります。急いで放送室へ駆けつけると、そこにはなんとシジンの姿がありました。にやにやといたずらな顔でこちらを見るシジンには目もくれず、一瞬で携帯電話を奪い逃げ帰るモヨン。
しかし、シジンにはもはやそんな姿すら可愛く愛しくて仕方ありません。なんせ、自分に好意を持っていたというモヨンの本心を聞くことが出来たのですから。
モヨンを追いかけ、「今度こそきちんと告白するのでちゃんと聞いてください」と確信に迫りますが、顔から火が出るほど恥ずかしい思いをしたモヨンは、正直それどころではありません。隙を見て逃げ出してしまったモヨンの後姿を、ただ嬉しそうに微笑み見つめるシジンなのでした。
先ほどのモヨンの音声を聞いたテベク基地の面々は、皆ひそひそとシジンとモヨンの恋の行方を好き勝手に予想していました。翌日になっても、年下の看護師チェ・ミンジにまでからかわれる始末。モヨンはいたたまれません。
可能な限りシジンと顔を合わせたくないモヨンでしたが、ついにシジンに捕まってしまいます。意地でもシジンへの好意を認めないモヨンに対して、
「本心がばれたからと言って負けたとは思わないでください。どっちみち俺の方がもっと好きなんですから」
そう言って、モヨンの心を開かせようとさらにアプローチに力を入れるシジンなのでした。
2.モヨンの告白
その日、共に国連会議に参加したシジンとモヨンは、車で基地へと帰る途中でした。
砂利道を車で走っていたその時、突然通ってきた道にバァンという大きな爆発音と共に煙が立ち込めたのです。その衝撃で車のハンドルが取られ、二人の乗っていた車は路肩に追いやられてしまいました。
シジンは、状況から見て先ほどの爆発は地雷ではないかと考えます。試しに石ころを投げてみると、先ほどと同じように大きな爆発が起こったではありませんか。
そう、先日の大地震によって地中に埋まっていた無数の地雷が地上近くに上がってきてしまっていたのです。
今自分たちが乗っている車は地雷地帯のど真ん中に入り込んでしまったのだと推測したシジンは、モヨンと二人で地雷を避けながら脱出することを提案します。
ゆっくりと慎重に確実に、地雷の有無を確認しながら少しずつ進んでいく二人。自然と手を取り合い、目くばせで協力しあいながら、なんとか地雷地帯を抜けきります。
乗っていた車は地雷地帯に置いてくる他なかったので、ヒッチハイクで農夫のトラックの荷台に乗せてもらうことになり、二人は向かいあって腰を下ろしました。
そこで、シジンは少し気まずそうに話を切り出します。
「…明日の医師団帰国者の中に、モヨン先生はいますか?」
「いませんよ」あっけらかんと即答するモヨン。
「どうして残るんですか?俺のためではないだろうし…」その自虐を含んだ質問に、モヨンは微笑んで答えます。
「大尉のためですよ。大尉と少しでも長く一緒にいたいから残るんです。」
その予想外の答えにシジンは目を丸くして驚きます。
「これでも告白してるんですよ?あ、それとも謝罪しましょうか?」
いたずらにからかうモヨンに対し、シジンは心中穏やかではありません。
あれほどまでに望んだ“YES”の返事をモヨンにもらえたのです。喜びが体の底から湧き上がってくるような、夢か現実か、ただこの瞬間モヨンを離すまいとシジンは固く決意したのです。
「謝罪を受け入れると思いますか…?」
そう言い終わると同時に、シジンはモヨンにキスします。募りに募ったモヨンへの愛情を証明するかのように。そしてモヨンもまた、それに応えるようにそっと目を閉じます。
何度も何度も、揺れるトラックの上で二人は愛を確かめ合う様にキスを交わすのでした。
3.チン所長の策略
その頃、テベク電力のチン所長は、太陽光発電所の工事現場にいました。救助活動が終わったため、ようやく隠し持っていた宝石を好きに探し出せるようになったからです。
なんとか宝石の入っていた金庫を探し出しますが、瓦礫に押しつぶされていたため鍵がひしゃげてしまい、開けられなくなってしまっていたのです。
そこへ、“死の商人”アゴスがやってきました。チン所長は震える声で、
「私の力では開けられないが、中に宝石が入っているのは確かだ。そっちで開けて確認してくれ」
そう言って金庫をアゴスに渡し、取引も終了かと思われたその時です。アゴスはおもむろに銃口をチン所長に向けたのです。
「約束の時間はとうに過ぎている。お前の命はない」
恐怖に震えるチン所長。体も声も震え、ただその場にひざまずき許しを請うしかありませんでした。
アジトに帰り、さっそく金庫の中身を確認するアゴス。すると、なんとその中にあるはずの宝石が見当たらないではありませんか。チン所長に一枚食わされた、アゴスは怒りに震えます。
そう、実は以前よりアゴスの絶対的権力に命の危険を感じていたチン所長は、組織を抜ける策略を立てており、今回の地震の混乱に紛れて密かに韓国へ逃亡しようとしていました。そして驚くべきことに、金庫が壊れていたというのは嘘で、なんと宝石を丸飲みし自分の体内に隠し持ったのち、自ら金庫を壊すという捨て身の計画に出ていたのです。
翌日、なんとかしてチン所長を捕まえたいアゴス達は、国外逃亡を予想し飛行場をくまなく捜索しますが、結局チン所長をみつけることは出来なかったのでした。
4.デヨンとミョンジュの交際
一方、テベク基地ではミョンジュの父で特別司令部司令官であるユン・ジュンシャンがウルクに訪問に来るということで、隊員たちは飛行場で出迎えることになりました。
ユン司令官は一通りのあいさつを終えたのち、デヨンを部屋に呼び出し、「司令官ではなくミョンジュの父として話がある」と切り出しました。
“司令官として、父として、娘に誇れる自分でいたい”との思いから、今までのように不当な配置換えで二人を引き離すのはやめにしようと考え直したユン司令官は、ここで二人の交際を認めることを宣言します。
しかし、その決断には裏がありました。高卒の成り上がり軍人であるデヨンは、いくら頑張ってもエリート軍人になることはできません。最高位もたかが知れている彼を、娘の婿として迎えることはどうしても許せなかったユン司令官は、「軍人を辞め、自分が紹介する会社に勤めることを条件で、結婚を前提とした交際を認めてやる」とデヨンに提案します。
軍人とミョンジュ、どちらかを選択しなければならない。そのあまりにも突然突き付けられた究極の選択に頭を悩ませますが、基地に戻ったデヨンはミョンジュに「俺たちの交際を認めてもらった」とだけ告げ、少女のように飛び跳ねて喜ぶミョンジュをただ嬉しそうに見つめるのでした。
5.“幽霊村”の正体
その頃、シジンとモヨンは街で薬を盗んだ少年を捕獲します。少年の様子から、彼が“はしか”にかかっていると診断したモヨン。そして、この子の住む村では伝染病であるはしかが大流行しているかもしれないと推測し、シジンと共に彼の住む村へ向かうことにしました。
少年の案内で車を走らせるも、駐在中に一度も訪れたことのない地域に突如存在していた村に疑惑を抱きます。自分たちの居場所を基地にいるデヨンにGPS機能を使って特定してもらったところ、なんと不思議なことに、そこは地図には載っていない村だというのです。
この村の正体を突き止めるために、ウルクに長年滞在しているピースメーカー所属の医師ダニエル・スペンサーに尋ねることにしたデヨン。
すると、ここは地元では有名な“幽霊村”と呼ばれる一帯で、戦争孤児たちを集め匿っている場所だというのです。しかしその実態は、身寄りのない子供たちをやくざが人身売買のために管理している場所なのでした。
モヨンは、子供たちのリーダー格である少女に、全員の血液検査をしたいから協力してほしいとお願いします。すると、協力する代わりに今日売春のために連れて行かれる自分を助けてほしいと依頼してきたのです。
そこへ、この幽霊村を取り仕切るやくざたちが少女を連れにやってきました。車を降りてきた男の正体を見て、シジンは驚きます。そう、アゴスでした。
「久しぶりだね、大尉」そう言って握手を求めるアゴスに、明らかな敵意を見せるシジン。その時です。このままでは本当に売られてしまうと思った少女が、隠し持っていた銃でなんとアゴスの腹部目がけて発砲したのです。
不意を突かれたアゴスは銃弾を受け、その場に倒れこみます。そして朦朧とする意識の中、「おい、あんた医者だろ?俺を助けろ」とモヨンに訴えます。
しかし、少女は「あいつは死なせようよ。じゃないと私が売られてしまう」と必死に懇願します。
アゴスを助けてしまったらこれからさらに少女のような被害者が出るのではないか、そう考えたモヨンは「助けないでおいたほうがいいですか?」とシジンに問います。
するとシジンは何の迷いもなくこう答えました。
「助けなさい。あなたは医者として医者の仕事をしてください」
そして、続けてこう付け加えたのでした。
「殺さなければならない時は、俺が殺しますから…」
太陽の末裔9話見どころと感想
1.ついに想いを通わせ合ったシジンとモヨン
トラックの荷台での熱いキス、とてもステキでした!
モヨンも、徐々に軍人という職業への嫌悪がなくなっていたのと同時に、“地雷回避”という経験をシジンと共に味わったことによって、軍人の仕事が平和維持にはなくてはならない大切な職業だということを実感したのだと思います。
そして、大地震や地雷によって突き付けられた“死”が、想像以上にすぐ近くに存在しているのだと分かったんだと思います。いつ終わるかわからない人生の中で、今という瞬間を後悔しないように精いっぱい生きようという前向きで素直な選択が、シジンとの恋愛だったのでしょうね。
2.公認交際のデヨンとミョンジュ
表向きはハッピーエンドのように見えますが、デヨンは心中穏やかではないでしょうね。
しかし、軍人を辞めるように言われたことをミョンジュに伝えずに交際の許可のみを告げたところを見ると、デヨンは辞職を決意したということなのでしょうか。
しかし、そんな決断をミョンジュが知ったら放っておくわけがありませんよね。
更にもう一波乱ありそうな二人ですが、今はただ一緒にいられる幸せを噛みしめているミョンジュが愛らしくて仕方ありません。
交際を認められた途端に愛情表現が露骨になるデヨンにも注目ですよ。
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シジンとモヨン、デヨンとミョンジュ、それぞれが幸せを手にしたハッピーな回でしたが、ラストではアゴスが関わる“人身売買”というさらに重い展開になってしまいました。
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