太陽の末裔10話あらすじとネタバレ、見どころ感想と太陽の末裔10話が見られる無料動画情報をお知らせします。
前回は、“幽霊村”という人身売買のための孤児が集まる場所に乗り込んだ場面で終わりましたね。
売春に連れて行かれる少女が思わずアゴスに発砲した衝撃のラストでしたが、果たしてモヨンはアゴスを助けるのでしょうか。
そして、その少女の運命、アゴスとシジンの因縁対決の行方とは?それでは、さっそく10話のあらすじから見てみましょう。
太陽の末裔10話あらすじ
アゴス(デイビット・マッキニス)に発砲してしまったファティマのために、そしてあらゆる命を見捨てない医師としての信念のために、カン・モヨン(ソン・ヘギョ)はアゴスを助けることにします。
しかし、悪者であるアゴスを助けたことに反発したファティマは、メディカルセンターから麻薬性の薬を盗み出してしまいます。しかし、薬物売買の仲間から裏切られたところを助け出したユ・シジン(ソン・ジュンギ)とモヨンは、ファティマが学校を卒業するまで資金援助をしてあげるという約束をするのでした。
一方、新人医師のイ・チフン(オンユ)は救助現場で見捨ててしまった患者カン・ミンジェ(イ・イギョン)からの冷たい反抗に心を痛めていました。どうしたら許してもらえるかと乞うも、「お前を助けることはしない」と拒絶されてしまい、医師としての自信を完全に喪失してしまっていました。
翌日、チン所長(チョ・ジェユン)をアゴス達から助け出したアルファチーム。しかし、チン所長がM型ウイルスという悪性の感染症にかかっていることに気づいたモヨン。しかも、その感染血液をモヨンとユン・ミョンジュ(キム・ジウォン)が浴びてしまい、二次感染してしまった可能性が出てきたのです。
血液検査の結果、感染していたのはモヨンとミョンジュのどちらか一方で…?

太陽の末裔10話ネタバレ
1.シジンとアゴスの因縁、ファティマという少女
苦しみ倒れこむアゴスを「助けないでこのまま死なせて」と懇願する少女。彼女は幽霊村の最年長で、リーダー格のファティマという少女でした。
しかし、シジンもモヨンも命や死に対する自分なりの信念があります。このままここでアゴスを見殺しに出来るはずがありませんでした。
銃弾を取り除き、最低限の処置をしてあげるモヨン。一命を取り留めたアゴスは、それでもなおファティマを売春のために連れて行こうとしますが、シジンは「優しくするのはここまでだ」と警告し、その場を韓国軍が収めることで決着がついたのでした。
はしかに感染している子供たち、そしてファティマをいったんメディカルセンターに保護することにしたのですが、その夜、ファティマは帰るといって聞きません。
ファティマは怒っていました。アゴスの正体を知りながらなぜ彼を助けたのか、と。
モヨンはこう諭します。
「あなたが殺人者になるのを止めたの。ここは軍人たちが守っているからあなたはここにいる限り安心だ」と。
そして翌日、改めて幽霊村の調査に出かけたデヨンとミョンジュ。しかし驚くべきことに、そこに残っているはずの子供たちが誰もいなくなってしまっていたのです。彼らが暮らしていたテントもめちゃくちゃに潰されており、そこはもぬけの殻でした。
一方、シジンは本部に呼ばれていました。国連軍がアゴス率いる密輸商の悪事に目を付けており、韓国軍にも協力要請が来たというのです。しかし、それは作戦協力ということではありませんでした。
すでに米軍の特殊部隊が組織解体のために作戦を実行しており、アゴスをわざと泳がせている状況だと言うのです。そのため、今後アゴスとの接触は避けてほしいとの“命令”でした。
ということは、今回の幽霊村の一件からも当然手を引かなければなりません。街でアゴスが悪事を働いても自分たちは関与することが出来ず、見て見ぬふりをしなければならないのです。しかし、軍人にとって上官の判断・命令は絶対です。
「…はい、わかりました」シジンは、そう答えるしかありませんでした。
そこに、幽霊村のデヨンから報告の電話が入ります。子供たちは全員施設に保護したという地元警察の回答に、なにか腑に落ちない様子のシジンとデヨン。そして、シジンは強いまなざしでこう告げるのでした。
「これは秘密なんだが…」
2.チフンの葛藤
その頃、新人医師チフンはメディカルセンターにいました。
結局、どうしても自分が見捨ててしまった患者カン・ミンジェを置いて帰国することができなかったチフンは、どうにかして彼に償いたいという気持ちから主治医を続ける決断をしたのです。
しかし、謝罪するわけでも言い訳するわけでもなくただ遠慮がちに治療にあたるチフンに、逆に苛立ちを憶えると同時に、どうしても自分を置き去りにしたという怒りが消え去らないミンジェは、
「お前からの注射は受けない。逆の立場だったら、お前はお前から治療を受けたいと思うか?」
と、チフンの痛いところを突き、軽蔑のまなざしを向けます。
耐え切れなくなったチフンは、涙ながらにミンジェに訴えます。
「…じゃあどうしたらいいんですか?わからないんです、いくら考えても自分がどうするべきなのか。誰にも相談できないから、あなた本人に聞くしかないんです。教えてください、その通りにしますから…」
しかし、ミンジェは簡単にチフンを受け入れることは出来ませんでした。
「俺はあんたに助けの手を差し出すことはしない。お前だって俺の手を掴んでくれなかったじゃないか。だから俺もお前の手は掴まない」
その強い拒絶は、チフンの医師としての自信を失うには十分でした。誰からの電話も無線も受けず、ただ基地の隅に座りこみ泣き続けました。「どこか痛いの?」そう聞いてくれた地元の子供の手を強く強く握りしめながら…。
3.モヨンの親心
その頃、メディカルセンター内の薬品倉庫から麻薬性鎮痛剤が全て盗まれるという事件が発生しました。
いなくなった人間を探し出した結果、夕べから泊まっているはずのファティマがいないことに気付いたモヨン。彼女が持ち出したのだと確信します。
持ち出されたのは麻薬性の薬のみだということをふまえて、地元の麻薬取引に使われる場所を特定したシジンとモヨンは、二人でファティマを探しに乗り込むことにしました。
ファティマは恋人だと思っていた男性に騙されて薬を持ち出させられたようで、薬を渡した途端に暴行を加えられそうになっていました。
そこに、シジンとモヨンが止めに入りました。相手は8人ほどの集団で、全員が銃を所持しており、とても勝ち目がありません。加えて、シジンは自分の銃を使うと山のような報告書を書かなければならないという面倒も重なる為、軍人ならではの“相手の銃を使って攻撃する”という戦術で、次々と敵を倒していきます。
手首を攻撃し巧みに銃を奪ったり、はたまた相手が銃を構えている状態で腕を取り、そのまま発砲したりと、見事な立ち回りで逃げ切っていきます。
モヨンが機転を利かせ、車ごと突っ込みその場を混乱させるという作戦も功を奏し、無事逃げ切ることに成功したシジンたち。
自分の過ちを後悔し落ち込むファティマに、
「まずは学校を卒業しなさい。学費は私が出すから。あげるんじゃなくて貸すのよ。大きくなったら返してもらうからね。」
そう言って、ファティマの未来に協力する決断をするのでした。
4.アルファチームの出動
その頃、アゴス達を騙し逃げ切ったチン所長はと言うと、実は韓国に帰国してはいませんでした。ウルク街内の安ホテルに滞在し、飲み込んだ宝石を便から摘出するという苦行に挑んでいました。
どのみち、空港はアゴスの仲間に張られており素顔のままでは捕まってしまうと踏んだチン所長は、裏ルートで別人のパスポートを入手し、その顔に変装して改めて出国しようと考えていたのです。
体内から摘出した宝石は小さなダイヤで、そのかず数十個に及びます。どのように持ち歩くのが最善かと頭を悩ませた末、やはり体内に飲み込んで隠すのが一番見つかりにくいという結論にいたったアゴスは、再びダイヤを飲み込むことにします。
翌日、空港で出国申請をしていたところ、偽造パスポートだということがばれてしまい、身元をウルク警察に引き渡されてしまいます。
ウルク警察は、死の商人を恐れ金によりアゴスの味方になってしまっている組織のため、あっけなくチン所長はアゴス達に捕まってしまうこととなりました。
チン所長の所持品をいくら捜索しても肝心のダイヤが見つからないことに業を煮やしたアゴスは、ついにその“腹の中”に目を付けます。
このまま腹を切ってしまえ、その残忍な仕打ちに取り掛かろうとしたその瞬間、どこからか手りゅう弾が投げ込まれ現場は騒然とします。
あたり一帯を煙が立ち込め、涙と息苦しさでアゴス達は必至に逃げようと這い出します。
するとアゴスの目の前に一人の男が銃を構えて立ちはだかるではありませんか。そう、シジンです。
シジンは上官の命令に背き、アルファチームの5人でアゴスの暴走を止めようと密かに任務を遂行していたのです。そして韓国人であるチン所長は、韓国軍の保護対象にあたるとして、そのままメディカルセンターへ連れて行くこととなったのでした。
5.チン所長の手術
メディカルセンターでは、チン所長のレントゲンに複数のダイヤが映っているのが確認され、その珍行にシジンもモヨンも呆れ顔でした。
するとその時です。突然チン所長が吐血して倒れこんだのです。モヨンがすぐさま診察に当たると、呼吸が浅く脈拍も弱っており、おそらく無理やり飲み込んだダイヤが腸出血を引き起こしていると推測されました。
すぐに開腹手術が行なわれました。モヨンとミョンジュのコンビで始められたこの手術、開始早々、突然ふたりに血液が飛び散ってしまいました。血管の破裂はよくあることだとそのまま手術を遂行したモヨンは、ある重大な事実に気が付きます。
それは、血管の破裂などではなく、リンパ節にある腫瘍が破裂したのが原因だったのです。ではなぜ破裂するほどまでにリンパ節は肥大していたのか、その理由を考察するモヨンでしたが、ふとある一つの仮説にたどりつきます。
その瞬間、「すべて止めて!みんな手を放して手術台から離れて!早く!!」と声を荒げます。チン所長の症状である咳、呼吸困難、胃粘膜出血、リンパ節肥大、これらを総合的に判断して、彼は“ウイルス性熱性感染”であると判断します。それはM3型ウイルスと呼ばれる悪性の感染症で、WHOも監視対象にしているほど危険なものでした
そして、感染しているチン所長の血液を浴びてしまったモヨンとミョンジュもまた、感染してしまった可能性があるという最悪の状態でした。
これ以上の感染を防ぐために他の看護師たちは即座に退出し、モヨンとミョンジュの二人だけで手術を執り行うことにしたのです。
その事実を知らされたシジンとデヨンは、すぐにメディカルセンターに駆けつけます。不感染の事実が確認されるまで、モヨンとミョンジュには接触できません。二人はドア越しに心配そうに顔をこわばらせます。この時だけは、シジンもお得意の冗談を言えない状態でした。
そして、二人の血液を採血し検査にかけるため、近くにある米軍部隊の病理学試験室に協力を仰ぐことになったシジンとデヨン。そこで、衝撃の検査結果が言い渡されます。
「医師二人のうち、一人は陰性、そして一人は陽性でした。陽性なのは…」
6.感染者は…
その頃、手術室内で隔離状態にあるモヨンとミョンジュの元に、デヨンが勢いよく入り込んできました。そして、そのまま力の限りに思い切りミョンジュを抱きしめたのです。
「なにバカなことしてるの!?離して!!」
目を丸くし、心配と戸惑いに声を荒げるミョンジュでしたが、その制止に耳も貸さずただただ強く黙って抱きしめ続けるデヨン。その腕の力強さをミョンジュは振りほどくことが出来ません。
そしてそんなデヨンの不可思議な態度から、ミョンジュは信じたくないある事実を悟るのでした。
「あぁ、私だったのね…」
太陽の末裔10話見どころと感想
1. アゴス役デイビット・マッキニスの存在感
今回、完全なヒール役でストーリーを盛り上げてくれているのが、俳優デイビット・マッキニス。
彼は、ドイツ系スコットランド人の父と韓国人の母を持つ元祖ハーフ俳優で、元はモデルとして活躍していたそうです。
このアゴスという密輸商のボスは、冷酷非情で他人を殺すことに何の罪悪感も持たない悪人です。しかし元をたどればシジンと同じ特殊部隊の軍人として命の危険と隣り合わせで国のために戦っていた人物なのです。
軍人としての姿も少し回想シーンでありましたが、軍服や任務中の必死な姿はたくましく、彫の深いビジュアルが凛々しさを引き立てていてとても素敵だったんですよ!
今はマフィア特有のダークスーツに身を包み、拳銃で人々を恐怖に陥れる悪党ですが、その絶対的権力を表現する演技力はさすがだなと思います。アゴスが登場すると思わず息を飲んでしまうほどシーンに緊張感が走りますからね。
第2の主役と言っても過言ではないアゴスが、これからシジンたちとどんな対決を繰り広げるのが、マッキニスの演技力と共に注目して見ていきたいと思います。
2.ミョンジュの感染
ラストシーンでは、ミョンジュがM3型ウイルスに感染してしまったのだと確信させるデヨンの熱い抱擁が胸を打ちましたね。
次回はミョンジュの治療にメインが置かれることと思いますが、デヨンは正直任務どころではありませんよね。ミョンジュが死の淵に立たされている状況で、モヨン達医師団の活躍も大きな見どころになると思いますし、デヨンの愛の深さも証明されるストーリーになるのではないでしょうか。
ハラハラとドキドキが止まらない今後の展開も楽しみでなりませんね!
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