太陽の末裔11話あらすじネタバレ感想と日本語字幕動画

太陽の末裔

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前回は、ミョンジュがM3型ウイルスに感染してしまった衝撃の事実で幕を閉じました。ミョンジュの病もそうですが、それを支えるデヨンの愛情、そしてミョンジュの命を救うための医師たちの戦い、それぞれが目の離せない展開になってきましたね。

果たして感染してしまったミョンジュを待ち受けるものとは?そしてモヨンは無事ミョンジュの命を守ることができるのか?また、シジンとアゴスとの因縁対決の行方は?

それでは、さっそく気になる11話のあらすじから見ていきましょう。

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太陽の末裔11話あらすじ

ユン・ミョンジュ(キム・ジウォン)のM3型ウイルスの感染により、テベク基地では関係者全員の血液検査が行われました。幸い他の感染者はいなかったものの、ミョンジュの症状はみるみるうちに悪化していき、死亡確率50%という恐怖の感染症は確実にミョンジュの体を蝕んでいきました。

そんな中、治療薬やワクチンを運んだトラックがアゴス(デイビッド・マッキニス)に強奪されてしまいます。アゴスの望みは、チン所長(チョ・ジェユン)の持っていたダイヤの返還でした。ユ・シジン(ソン・ジュンギ)はしぶしぶダイヤと引き換えにトラックを取り戻します。

しかし、アゴスの悪だくみはそれだけでは終わりませんでした。なんと、テベク基地で匿っていたファティマをも連れ去ろうとしたのです。それを止めに入ったカン・モヨン(ソン・ヘギョ)もろとも連れ去ったアゴスは、シジンをおびき出す材料に使います。

モヨン救出のためにアゴスと戦うことを望むシジンでしたが、韓国政府は米軍との約束のためにアゴスに手を出すなとの命令を出します。しまいには、人質の生死は関係ないとまで言い出す始末。

怒りに狂ったシジンは、一人モヨンの救出に出かけるのでした。

太陽の末裔11話ネタバレ

1.デヨンとミョンジュの愛情

デヨンは一筋の涙を流し、包み込むようにただ強くミョンジュを抱きしめます。「ここにいる、お前のそばにいる」そう自分に言い聞かせるように。

一方、ミョンジュは突然突き付けられた感染の事実に恐怖を感じながらも、女性として愛する男性からこれほどまでに愛され守られる幸せを噛みしめ、思いのほか的確かつ冷静でした。「私は感染者で、今は隔離中です。ここを出て行ってください。これは医者としての診断であり、軍人としての命令です」

しかしデヨンは不安で仕方ありません。なんせ、このM3型ウイルスは死亡確率50%を超えると言われる危険ウイルスです。そんなデヨンの心中を察し、モヨンはこう誓うのでした。

「ウイルスとの闘いは医者の戦争です。あらゆる方法で最善を尽くします」

直接触れ合えないデヨンとミョンジュは、会えない代わりに無線でやりとりすることにしました。

二人とも死の恐怖を胸の中に隠し持ちながらも、平然を装い何事もなかったかのような会話を交わします。それでもお互いの声を聞いているうちに自然とあふれ出てくる涙。不安で心配で、今すぐ駆け寄って抱きしめたいのに、それができないもどかしさ。もしかしたら死んでしまうかもしれないという目に見えない漠然とした恐怖。

「会いたいです…。会いたいです…。」

二人はただその言葉を繰り返し、胸の恐怖と不安を必死に取り除こうとするのでした。

2.ミンジェの許し

その夜、他に感染者がいないかどうか、テベク基地の全員が採血をすることになりました。

米軍基地に血液検査の協力を仰ぎひと仕事を終えた瞬間、テベク基地全体に停電が起こったのです。電力供給の不安定な場所なので停電は日常茶飯事。特に心配することもないのですが、今日だけは違いました。

M3型ウイルスの感染源者であるチン所長は意識障害も患っており、呼吸器によって生命維持をしていました。つまり、この停電によってその呼吸器も止まってしまっているということなのです。

案の定、チン所長は呼吸器による酸素供給が止まったことで呼吸困難に陥っており、パニック状態です。苦しさから辺りのものをなぎ倒し、手に負えないほどに暴れまわっています。

軍の食事係キム・ギボムと、その手伝いをしていた患者キム・ミンジェは、初めて見る死の淵の抗いに腰を抜かしてしまいます。何も出来ずただ部屋の隅でうずくまっていました。

そこに、事態に気づいたチフンが駆け付け、暴れるチン所長に覆いかぶさり必死に押さえつけます。同じ病室に隔離されていたミョンジュに「今のうちに鎮静剤を!はやく!」と叫びます。

その時です。苦しさのあまりに、チン所長がなんとチフンの腕に噛みついてしまったのです。あまりの痛さにチフンは悲鳴を上げます。痛みだけではありません。感染者であるチン所長に噛みつかれたということは、チフンもウイルスに感染してしまった可能性があるのです。

しかし、チフンはチン所長の上をどこうとはしませんでした。ミョンジュが大丈夫かと尋ねても、もはやその声は耳に届いていない様子。意識を失ってしまったチン所長に懸命に蘇生マッサージを続けます。

「チフン先生!噛まれてるのよ!こんなことしてる場合じゃない!」

そのミョンジュの言葉を遮るようにチフンは叫びます。

「今は話しかけないで!あとで!」

それは、まるであの時救えなかった誰かの代わりのように、チフンはチン所長への治療をやめませんでした。

チフンの措置のおかげで、チン所長も一命を取り留めました。チフンは感染の可能性を調べるため、採血し隔離されることになりました。モヨンは、「あなたのおかげでチン所長は助かった。もう立派な医者ね、イ・チフン」そう言ってチフンを褒め称えます。

すると、その一部始終を見ていたミンジェが、「…さっきは少しくらいは医者みたいだったな」ぼそっとそう呟いたのです。

そのミンジェの予想外の反応に、チフンは思わず涙を流します。

医者としての自信も誇りも、ミンジェと共に置き去りにしてしまった自分を、ミンジェは”医者みたいだった”その言葉で救い上げてくれたのです。あれほどに自分を軽蔑し拒絶していたミンジェでしたが、結局は救いの手を差し伸べてくれた。そして許して認めてくれた。その気持ちと、医師としてここに立っていてもいいんだという自信を取り戻してくれたミンジェの言葉に、張り詰めていた気持ちが一気に緩むのを感じたチフン。

事情を知らないモヨンやミョンジュが不思議がるのも気に留めず、顔をぐしゃぐしゃにしてただただ泣きじゃくるのでした。

3.アゴスの訪問

翌日、血液検査の結果が届きました。結果は全員陰性。ウイルス発生からの迅速で的確な対応のおかげで、二次感染はどうやら免れたようでした。

その結果に安堵するシジンとモヨンでしたが、その時、テベク基地の食堂で騒ぎが起きていました。なんと、アゴスとその仲間たちが突然乗り込んできたのです。急いで駆け付けたシジンに、「チン所長がここにいるだろ、彼と話がしたいんだが…」と不敵な笑みを見せるアゴス。

そう、アゴスはチン所長の隠し持っていたダイヤを取り返しに来たのです。しかも、目的はそれだけではありませんでした。なんと、売春のためにファティマも連れて帰るというのです。

しかしシジンやモヨンが抵抗すると、「今日のところはおとなしく帰る」とやけに素直に退散するアゴスに、不信感と妙な不安を覚えるシジンなのでした。

4.薬と引き換えに…

そのころ、ミョンジュに恐れていた症状が出始めました。

顔は青ざめ目は落ち窪み、視力の衰え、体の震え、発熱。いよいよM3型ウイルスが発症したのです。そのまま意識を失ってしまったミョンジュは、なんと41度もの高熱を出していました。

治療薬はピースメーカー所属医師のダニエルが街で入手してトラックで運んでくれている最中です。その薬が到着するまでの間、なんとかこの高熱を下げなければなりません。

浴槽いっぱいの氷水にミョンジュを入れて物理的な方法で体温を下げていくモヨン。手荒な方法ではありますが、薬が手元にない今、この方法しかありませんでした。

冷たいという感覚を通り越して、肌を突き刺すような痛みに体中の震えが止まらないミョンジュ。傍ではデヨンがずっと手を握って励まし続けます。

その時、モヨンの携帯電話にダニエルから電話がかかってきました。なんと、ダニエルが搬送していた薬を積んだトラックが何者かに強奪されてしまったというのです。すると、隣にいたシジンの携帯電話がすぐさま立て続けに鳴りました。相手はそう、アゴスです。

「キャプテン、取引をしよう。薬の積んであるトラックは返すから、ダイヤを返せ」

人の命がかかっている状況を逆手に取った卑怯極まりない取引に、怒りが収まらないシジンとデヨンですが、今はミョンジュの命を助けることが最優先です。彼らはアゴスの指示通りに薬と引き換えにダイヤを手渡すしかありませんでした。

5.モヨンの拉致

無事に取り返した薬は、すぐさまメディカルセンターに届けられました。急いでトラックまで薬を迎えにいったモヨンでしたが、その時、何者かに連れていかれそうになっているファティマを発見したのです。

とっさに声をかけるモヨンに、男たちは「私たちは警察です。先日、この少女が麻薬の闇取引に関わっているとの通報を受けましたので、事情聴取のために連行します」と、それっぽく理由をつけてファティマを連れて行こうとします。

本当の警察かどうかもわからないこの男たちに、ここでみすみすファティマを渡すわけにはいきません。モヨンは、恐怖を押し殺しファティマと一緒にその男たちについて行くことにしたのでした。

翌日、モヨンの姿が見えないことに気づいたシジンが看護師に尋ねると、「昨夜ファティマと一緒に警察に行きましたよ」と耳を疑うような答えが返ってきたので、シジンは驚愕します。

このタイミングでファティマを連れて行こうとする人物は一人…そう、アゴスしかいません。しかもそこにモヨンも一緒についていったというので、シジンの心中は穏やかではありませんでした。

すぐさま車を飛ばし探し回ると、道端に手足を縛られ放置されているファティマを発見します。急いで駆け寄ると、その近くに止めてあった車からアゴス、そして口にガムテープを張られ身動きの取れない状態のモヨンが降りてきたではありませんか。

モヨンのそんな姿を見て頭に血が上るシジン。ですが、アゴスは無意味なことはしない男です。こうしてモヨンを人質にとりシジンをおびき寄せたのにはなにか理由があるはずです。努めて冷静に振る舞い、「…何が望みだ」シジンは尋ねます。

「さすが大尉、話が分かるね。俺は今、世界中から指名手配されていて、この取引が終われば政府は俺を厄介者として始末しようとするだろう。その前にこの国を出たい。つまり、逃走経路を確保してほしいんだ」

もちろんモヨンの救出を優先させる以外の選択肢はありませんが、シジンはどうしてもアゴスをみすみす逃亡させるわけにはいきませんでした。

「お前は俺の手で殺す…」

アゴスに分からないように韓国語でそうつぶやくシジン。シジンが承諾したものと見なし、「今夜午前2時だ。早くても遅くてもいけないぞ」そう言い残し、アゴスは再びモヨンを人質として連れ去って行ったのでした。

車中では、恐怖に震え涙するモヨン。しかし、ふとモヨンのポケットに入っていた無線機が鳴ります。シジンでした。

「モヨン先生、怖がらないで。絶対に俺が見つけ出して、絶対に俺が助け出しますから。だから泣かないで、俺を信じて待っていて」

優しくも力強く、モヨンの心に寄り添うようなシジンの言葉に、モヨンは泣きじゃくりながらうんうんと頷き続けるのでした。

6.シジンの決意

シジンはモヨン救出のために、医師団メンバーの一人がアゴスの人質になっていることを本部に報告します。しかし、韓国軍はアゴスに手出ししないとの契約を米軍との間で結んでおり、この約束を破ると国家レベルの問題に発展する可能性を恐れている韓国政府は、シジンの訴えをまるで認めようとしません。

しまいには、「人質の生死が重要なんじゃない。国と国の問題なんだ」と、モヨンの命を軽視する発言まで飛び出します。怒りに我を忘れたシジンは、

「人の命を大切にしない祖国に未来はない。俺は俺の大切なものを守るまでだ」そういって飛び出してしまいます。

そこに、特戦司令部のユン司令官から電話が入ります。ミョンジュの父であるユン司令官は、娘の命が危機にあるにも関わらず何もできずただ机の前に座っているだけの自分にひどく絶望しており、彼女であるモヨンの危機を目の前にいてもたってもいられないシジンの気持ちが十分に理解できたのです。

「3時間だ。今から3時間、私はお前が何をしているか知らない。今からお前はアルファチームでもモウル中隊中隊長でも韓国陸軍の軍人でもないからな」そう言って電話を切ります。

その言葉に背中を押されたシジンは、軍人としてではなく、一人の男としてモヨンを助けに行くことを決意します。

ミョンジュの傍を離れられないデヨンに「会わずに行ってすまない」とだけ電話で言い残すシジン。その電話を不思議に思ったデヨンがシジンの部屋に向かうと、そこには軍服をはじめ、軍の拳銃や防弾チョッキ、そして身分証代わりのネックレスが置いてあるのに気づきます。

まるで死にに行くかのようなその準備に、「嫌な予感がする…」そう呟くデヨンなのでした。

一方、シジンはある人物のもとへ1本の電話を掛けます。

「お久しぶりです…」その電話の相手は、以前メディキューブで命を救ったアラブ連盟のムバラトゥ議長でした。

「あの時いただいた名刺、使わせてもらいます。ヘリを1台用意してください。デートのためにね…」

太陽の末裔11話見どころと感想

1.”医者の戦争”

今回は、モヨンたち医師団が大活躍の回でしたね。

ウイルスとの闘いは医者の戦争です」というモヨンのセリフがとても印象的でしたが、それに続いてとても感銘を受けたセリフは、今回出番の少なかったベテラン医師ソン・サンヒョンが放った言葉です。

今回は風邪をひいていてベットで静養していたソン先生ですが、体調を崩しながらもベッドの上でずっと医学書とにらめっこしていた彼に、ギボムが「医者は具合が悪い時でも勉強されるんですね、すごいです」と感心するシーンがありました。

すると、ソン先生は「軍人も具合が悪くても戦争に行くだろ?そういうことだ。今まさに戦争中なんだよ」と言うんですね。

そのとき、「本当にこの人たちは病気と”戦っている“んだなぁ」と感じたんです。病という敵と頭脳戦を繰り広げる医師は、まさに”机上の軍人”と呼べるかもしれないですね。

そして、ソン先生は見事に過去論文の中からM3型ウイルスに効果的な薬を発見するに至るんです。そう、戦争に勝ったんです!いつもはお茶目でお調子者のソン先生ですが、この時だけは本当にかっこよかったです!

ミョンジュが完治してこその勝利かもしれませんが、それでも治療薬を発見したソン先生の貢献は大きな功績でした。今後、ミョンジュが順調に回復していくことを願います。

2.シジンの男気ある決断に拍手!

韓国政府にたてつくシーンのシジンは、本当にかっこよかったです!

しかも最終的には”青瓦台”という大統領官邸からの電話に対して「俺は俺の大切なものを守るまでだ」と言い切ってしまいますからね。どれだけ怖いもの知らずなんだと思いますが、モヨンを愛する一人の男として、大切な女性を守る以外の選択肢を持ち合わせていないだけなんですよね。

その、自分の信念に一筋なところもシジンの良さだと思います。

それにしても、人質の生死は関係ないと言ってしまう国はどうなんでしょうね。ややこしい外交問題に発展してしまうのを恐れる政府の気持ちもわからなくはないですが、シジンも言っている通り、国民の命ひとつを軽視するような国家に未来はありませんね。

このように少し重いテーマであるにもかかわらず、シジンのモヨンに対する愛情をメインに見せてくれるストーリーやセリフのおかげで、あまり重苦しくならず、むしろキュンキュンしながら見れるのも、このドラマのポイントだと思いますよ。

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※本ページの情報は201812月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTにてご確認ください。

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