太陽の末裔12話あらすじとネタバレ、見どころ感想と太陽の末裔12話が見られる無料動画情報をお知らせします。
前回は、アゴスに拉致されたモヨンを助けるためにシジン一人で救出に向かうドキドキのシーンで終わりましたね。
最後に出てきたのがあの懐かしの”アラブ連盟議長の名刺”。覚えていますか?アラブ議長の命を救ったお礼にシジンとモヨンがもらったもので、これを見せれば大概の望みは叶えられてしまうというフリーパスのことです。
これをもらった時のモヨンは「油田をもらっちゃおうかな」なんてウキウキしていましたが、ここでシジンがヘリコプターの準備を要請した理由とは何なのでしょうか?そして、果たしてシジンの救出作戦は上手くいくのか?
それでは、さっそく気になる12話のあらすじから見てみましょう。
太陽の末裔12話あらすじ
ユ・シジン(ソン・ジュンギ)の単独作戦に気づいたソ・デヨン(チン・グ)たちアルファチームの面々は、シジンの応援に現場に駆け付けます。
しかし、シジンの目の前に連れてこられたカン・モヨン(ソン・ヘギョ)の体には時限爆弾が仕掛けられており、それを解除するにはモヨンの左肩にある無線送信機を壊さなければならないというのです。
シジンのずば抜けた狙撃能力により見事送信機だけを打ち抜き、アルファチームの見事な戦闘能力でアゴス一味を成敗したのもつかの間、アゴス(デイビッド・マッキニス)がモヨンめがけて発砲したのです。
逆にシジンに返り討ちにあい、命を絶たれたアゴス。こうしてシジンとアゴスの因縁対決に終止符が打たれたのですが、モヨンは胸に少しのわだかまりを残す結果になりました。
軍人として戦闘中のシジンを目の当たりにしたモヨンは、本当にシジンのことを支えていけるのか、信じていけるのか、果たして自分が軍人の恋人として耐えうるのか自信喪失してしまったのです。
しかし、本当のシジンはアゴスの死にも罪悪感を抱いてしまうような優しく弱い男性だということを悟り、再びシジンの手を取ることを決意します。
そんな中、テソン病院医療奉仕団の帰国日となりました。ナヴァイオ海岸の石をモヨンに手渡したシジンは、帰国したら普通の恋人のようなデートをしようと約束し、モヨンたちを見送るのでした。

太陽の末裔12話ネタバレ
1.アルファチームの出動
ミョンジュの病状は少しずつですが回復に向かっていました。医師、看護師の献身的な介護、そしてソン先生の発見した特効薬による奇跡の治療により、致死率50%と言われる病を克服したのです。
ミョンジュが命の危機を脱したことにより、デヨンは次にしなければいけない仕事がありました。それは、ミョンジュに会いに来たデヨンの服装で明らかになります。
「…その服はなに?」
そう、デヨンは全身真っ黒のアルファチーム専用戦闘服を身にまとっていたのです。モヨンがアゴスに拉致されたこと、そしてモヨンを救出するためにシジンが単独作戦に出たことをミョンジュに伝え、デヨンはミョンジュに自分の身分証ネックレスを託しました。
それは、アルファチームとして作戦を遂行する際の決まりであり、いつどこで戦死しても自分の身元が知られないように、自分を証明するものはすべて排除するのです。
「戻ってこないといけないのよ、わかるでしょ?」
そう言って、ミョンジュは弱々しく微笑みデヨンを送り出すのでした。
2.アルファチーム5人でのブラック作戦
「今から未承認のブラック作戦を開始する!」
シジン不在のアルファチームは、副チーム長であるデヨンがリーダーとなってシジンの応援に向かう計画を立てていました。
「休暇は終わった。これより全員アルファチームに復帰!」
その掛け声と共に4人は武器を持ち、アルファチームとしてあらゆる作戦に耐えうる武装を施し、シジンのために、そして人質のモヨンのために、その誇りを胸に現場に向かうのでした。
一方、指示された場所に一人乗り込んだシジン。そのずば抜けた戦闘能力を武器に、見張りの男たちを次々に倒し、順調に建物内へと進んでいきます。すると、ある一室に幽霊村にいた子供たちが監禁されているのを発見しました。
その時です。シジンの侵入に気づいた手下たちが、子供を人質にシジンの攻撃を阻みます。「子供の命が惜しければ武器を捨てろ」と。
やむおえず武器を置き両手を挙げた瞬間、なんとシジンの背後から銃声がしたのです。その銃弾は男の体を見事に貫き、子供の解放を手伝いました。驚いたシジンが後方を振り返ると、そこにはデヨン率いるアルファチームの4人が立っているではありませんか。
「…ここで何してるんだ」
驚きと戸惑いから目が泳ぐシジンでしたが、間髪入れずにデヨンがこう返します。
「あなたこそ、ここで両手を挙げて何してるんですか?アルファチーム全員、休暇から復帰しました」
完全に予想外の展開ではありましたが、実は少し不安だった単独作戦にアルファチームの面々が応援に来てくれたという安心感から、自然と顔に笑みがこぼれるシジン。そして、アルファチームチーム長として、彼らにこう告げるのでした。
「キャプテンよりアルファチーム全員に命令だ。二人は子供たちを保護し速やかにここから退避、他の二人は私と共に人質救出作戦を実行する。」
3.アゴスvsシジン~最後の直接対決~
約束の時間である午前2時が近づいて来ました。アゴスはいよいよ計画を実行に移します。
約束の部屋に先に到着していたシジンの前に、人質のモヨンを連れて姿を現したアゴスでしたが、そこに連れられたモヨンの姿にシジンは驚愕します。
なんと、モヨンの体には時限爆弾が括り付けられていたのです。爆弾専門のアルファチームの一人が爆弾の種類を判断したところによると、この爆弾の要は、モヨンの左肩に取り付けられている起爆装置につながった無線送信機で、その部分を壊せれば爆破を防げるというのです。
すると、シジンは恐怖で声も出ないモヨンに突然語りかけました。
「絶対に動かないで立っていてください。俺を信じて、絶対に動かないで」
そう言い終わった瞬間、シジンはモヨンの左肩にある無線送信機めがけて発砲したのです。シジンの銃弾は少しのかすり傷をモヨンに与えましたが、見事に送信機のみを打ち抜き、モヨンの危機を回避したのです。
シジンの発砲をきっかけに現場は壮絶な銃弾戦となりましたが、アルファチームのずば抜けた戦闘能力により、アゴス一味を見事一網打尽にすることに成功。
これですべてが終わったとシジンたちが安堵の笑みに包まれた瞬間、倒れていたアゴスが最後の力を振り絞り、近くに落ちていた拳銃を拾いモヨンに向けて発砲したのです。
とっさにモヨンをかばい自身に銃弾を浴びたシジン。幸い防弾チョッキを着用していたため大事には至りませんでしたが、最後の瞬間まで人の命を粗末に扱うアゴスに対し、シジンの怒りは頂点に達しました。シジンは自分の手でおもむろにモヨンの目を覆い、こう呟きます。
「これから起こることは忘れてください…」
その瞬間、シジンはアゴスの心臓をめがけて銃弾を撃ち込みました。一発、二発、三発、四発…。シジンは一筋の涙を流しながら、銃弾が尽きるまで発砲し続けたのです。
こうして、”死の商人”の死をもって一連の密輸事件とそれに関する悪事の数々に終止符が打たれました。シジンとモヨンは、共にテベク基地に帰還することになりましたが、二人の間には沈黙が流れます。「アゴスは死にました」そう淡々と業務報告をするシジンをじっと見つめながら、モヨンは何かを考えていました。そう、アラブ議長に頼んで手配してもらったヘリコプターに乗りながら…。
4.シジンとモヨンの心の距離
翌日、モヨンはシジンに改めて昨日のことについて尋ねました。
以前、幽霊村に残された子供たちの安否について尋ねた時に「保護施設に移されて無事だ」と言っていたシジン。しかし、モヨンはアゴスのアジトに監禁されていた子供たちを目撃したことにより、”嘘をつかれていた”と少しの不信感を抱き始めていたのです。
「なんで嘘をついたんですか?私が心配するかと思って?大尉は…他にどんな嘘をついてるんですか?」
モヨンは次第に目に涙を浮かべます。些細な嘘がきっかけでしたが、昨日の惨劇を目の当たりにした恐怖も手伝って、シジンの言葉の何が本当で何が嘘なのか、シジンの発する言葉全てを信じれなくなっていたのです。
「昨日、やっと分かったんです。大尉がつく嘘は、恋人たちのかわいい痴話げんかのようなものではなくて…。大尉の嘘の裏には誰かの命や国がかかっているんですよね。私は、日常の何気ない会話を楽しみたいだけなのに…。そんな大尉の言葉を私はもう何も信じれません。」
理解したと思ったのに。軍人という職業について、偏見を解き受け止めたと思ったのに。やはりモヨンは軍人であるシジンを受け入れきれないかもしれない、と自信喪失していました。
「…モヨン先生は、俺と別れたいんですか?」
「体を使って銃弾を受け止めるような人に、私は何も話せません。私が耐えうる男性かどうか、少し考えさせてください…。」
命を懸けてモヨンを守るための救出作戦によって、シジンとモヨンの間に距離が生まれてしまうという皮肉な結果に、シジンはただ言葉を失い、去っていくモヨンの背中を見つめるしかありませんでした。
5.シジンとモヨンの約束
現在メディカルセンターに入院している韓国人作業員たちの帰国日のめどが立ち、ついに本当にヘソン病院医師団の帰国・解散が決定しました。
ミョンジュも持ち前の体力で脅威の回復を見せ、感染源者であるチン所長も危険な状態からは脱したことにより、帰国して治療を受けながら密輸などの罰を受けることになりました。
モヨンは、帰国を目の前に複雑な心境でした。頭に浮かぶのは、あの日体を張って銃弾から自分を守ったシジン。アゴスに次々と銃弾を撃ち込んだ時のシジンの涙。その涙はかつて一度仲間であったアゴスを自分の手で殺してしまった罪悪感、そして後悔の念から来た涙であるシジンの優しさ。
そして「俺と別れたいんですか」と言った時の、絶望に飲み込まれそうな寂しいまなざし。
ふと、モヨンは何かを決意したかのように立ち上がり、シジンに会いに行きます。そして、おもむろにシジンに抱き着きました。予想外のモヨンの行動にシジンは目を丸くして驚きます。
「今日、ミョンジュが回復してて嬉しかったわ。あと、紙を結ぶゴムがどこを探してもないの…」
唐突で脈絡のないように思える話を、モヨンは嬉しそうな笑顔で次々とシジンに伝えます。
「私、これからはこんな些細な話も大尉に全部話しますね。人の命や国に関わらないつまらない話で申し訳ないけれど、大尉も私の話に耐えてください。」そう言っていたずらに微笑むモヨン。
そう、結局モヨンはシジンとの別れを選択しなかったのです。
「代わりに、私に不安になる権利をください。大尉がいない間ずっと不安になっている暇はないんです。だから、本当に心配が必要な時は教えてください。少なくとも、あなたが命を懸けているときに能天気にしていたくないから」
自分をあきらめないでくれた、大変な道と分かっていながらも自分と共にいる道を選んでくれた。その気持ちが嬉しくてそんなモヨンが愛しくて、シジンはさらにぎゅっとモヨンを抱きしめ約束します。
「韓国に帰ったら、普通の恋人のようなことをしましょう。映画を見て、ごはんを食べて、お茶をして家へ送って。」
そして、先に帰国するモヨンにあるものを手渡すシジン。それは、あのナヴァイオ海岸で拾った石、持っていると再びウルクに戻ってこれるという言い伝えのある石でした。
「今度は、モヨン先生が試してみて。また戻ってこれるのかどうか」
そうして、二人は改めて確かめ合った愛情を証明するかのように、熱いキスを交わすのでした。
6.ヘソン病院医療奉仕団の帰国
ついに、ヘソン病院医師団の帰国日となりました。
いざテベク基地を去ろうとした瞬間、ボオォーというサイレンが鳴り響きました。そう、それはウルク大地震の起こった時間。あの瞬間の悲劇を忘れないために、同時刻になるサイレンです。
医師団はそっと黙とうを捧げます。
思い返せば、無我夢中で命と死と向き合った数週間。その経験と記憶は、彼らの胸の中に大きな傷と共に、確固たる信念をもたらしてくれました。
それは、いつ何時も”命”を超える尊いものはないということ。何よりも尊厳されるべきは”生”であり、それを守るために我々医師はこれからも「病との戦争」を続けていくということ。
何物にも代えがたいその信念という宝物を胸に、ヘソン病院医師団は帰国の途に就くのでした。
太陽の末裔12話見どころと感想
1.アゴスの死から学ぶもの
アゴスは、人間的にはあまり好ましい人物とは言えませんでしたが、最後の瞬間はすこし胸が痛くなりましたね。
なぜなら、アゴスはとても”人間らしい人間”だったからです。一時は特殊任務遂行の軍人として一線で戦っていた人物でしたが、お給料が特別にいいわけではないのに命を懸けた危険任務であることに嫌気がさし、軍人時代に培った戦闘能力や密輸裏ルートを武器に武器密輸商人となってしまったのです。
そして、同じ軍人としてそんなアゴスの気持ちが悲しいかな理解できてしまうところが、シジンにも少なからずあったように思います。その証拠に、特殊任務で危険な作戦を共にした仲間だったシジンとアゴス。作戦成功の記念に取った二人の写真を、シジンは今でも大切に持っていました。
そして、アゴスを死なせてしまった夜、シジンはアゴスの写真を眺め声を上げて泣きました。シジンは正義感が強い男ですので、もちろんアゴスのしていることは絶対に許せないのですが、それ以上に情に厚い優しい男性です。
それが誰であろうと一人の人間が自分の銃弾で命を失ったという事実を、シジンはこれまでもこれからも、胸に刻み生きていくのでしょう。
人間とは弱い生き物です。ウルク大地震のように、天災の前には人間の力など驚くほどに非力で、少しの誘惑にも勝つのが難しくなるほどに欲にまみれた生き物だと思います。
でも、そんな弱い自分を受け止めた上で、その弱さを糧に”強くありたい””強くなろう”と努力することもまた、人間に備わった能力だと思うのです。
今回、アゴスはそんな努力を怠ってしまったが故の悲しい最後でしたが、明日は我が身と思いながらシジンやモヨンのように強く優しくありたいなと思いました。
2.ヘソン病院医療奉仕団の帰国
ついに、モヨンたち医師団の帰国の時が訪れました。
ソン先生は、前回帰国希望者を募った際には、率先して帰ろうとしていたほどにテベク基地での医療奉仕に消極的だったのですが、今回は「寂しくなるな…なんかここにいないのが変な感じ」と言うまでにメディカルセンターを好きになっていました。
医師たちにとっても、この派遣期間は何物にも代えがたい貴重な経験になったことでしょうね。
そして、シジンとモヨンは再び離ればなれになってしまいます。前回は、シジンが先に帰国してしまったのですが、ウルク大地震が起こり応援派兵としてすぐにウルクに戻ってくることになったんですよね。
その時に、シジンが持っていたナヴァイオ海岸の石を、今度はモヨンが持つこととなりました。果たして、二人はまたウルクに戻ってくることできるのか、石の効果が気になるところですね。
アルファチームも休暇を終えそろそろ帰国が近づいているようなので、シジンとモヨンの第二章は韓国の地ではじまるようです。
二人の関係が今後どのように変化していくのか、温かく見守りたいですね。
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ついにウルクという異国の地を舞台にしたアゴスとの因縁対決も終わり、物語の舞台は韓国に移っていくようです。
ウルクのあの美しい景観、テベク基地、メディカルセンター、彼らの始まりの場所とはしばしお別れなのが寂しい気もしますが、これから新たに始まるアルファチームや医師団の物語に期待し、その続きはぜひU-NEXTでチェックしてみましょう。
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※本ページの情報は2018年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTにてご確認ください。
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