太陽の末裔14話あらすじネタバレ感想と日本語字幕動画

太陽の末裔

太陽の末裔14話あらすじとネタバレ、見どころ感想と太陽の末裔14話が見られる無料動画情報をお知らせします。

前回は、シジンが全身血まみれのままモヨンの勤めるヘソン病院に運ばれてくる衝撃の展開で終わりましたね。

意識のないシジンを見た時のモヨンのショックを考えると、胸が痛くなります。「危険な任務に行ってくる」とは言っていたものの、まさかこのような姿で再会することになるとは夢にも思いませんからね。

果たしてシジンは無事なのでしょうか。そして、このような結末になったいきさつとは?シジンの元に現れた北朝鮮の特作員のアン・ジョンジュンとはいったい何者なのでしょうか?

それでは、さっそく14話の気になるあらすじから見ていきましょう。

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太陽の末裔14話あらすじ

カン・モヨン(ソン・ヘギョ)の勤めるヘソン病院に運ばれてきたユ・シジン(ソン・ジュンギ)は、モヨンの懸命な治療のおかげで一命を取り留めます。

シジンと共に運ばれてきた人物は、北朝鮮の特作部隊員アン・ジョンジュン(チ・スンヒョン)でした。彼は、北朝鮮軍の反逆者たちを始末し、その首謀者を明らかにするという危険な任務を負っている人物だったのです。

しかし、その首謀者というのは北朝鮮軍のチェ保安部長であると知ってしまったジョンジュンは、その事実隠蔽のために、逆に自分が首謀者であると濡れ衣を着せられてしまい、唯一信用のできるシジンの元を訪ねて逃亡してきたのでした。

しかし、韓国で身柄を捕獲されたという知らせを聞き、チェ保安部長は急いで韓国を訪れ、ジョンジュンの身柄を北朝鮮に渡すように言いつけます。

しかし、このままでは口封じのためにジョンジュンは殺されてしまうとふんだシジンは、入院中の病院を抜け出し、ジョンジュンを助けに向かったのですが…?

太陽の末裔14話ネタバレ

1.シジンとジョンジュンの銃撃戦

救急車から現れた血まみれのシジンに、モヨンは驚きを隠せません。涙を流しながら「私を見て、しっかりして!」とただ話しかけることしかできませんでした。

事の発端は、南北会談の会場へ突如現れた北朝鮮の特作部隊員アン・ジョンジュンの一言でした。

「祖国を信じられず、友の元を訪れた。俺を、北へ送ってくれ…」

その言葉にシジンとデヨンは戸惑います。韓国への亡命を頼むのならまだしも、北朝鮮へ帰してほしいという発言の真意をつかめずにいたのです。

するとその瞬間、一台の車から発砲された銃弾がジョンジュンの体に撃ち込まれ、その場に倒れこんでしまいます。その発砲をきっかけに、現場は銃撃戦となりました。

その車からは銃を手にした何人もの男たちが次々と降りてきて、シジンとデヨン、そしてジョンジュン目がけておびただしい数の銃弾を撃ち込んできたのです。そしてその混乱に紛れて、ジョンジュンは男たちに車に乗せられ、連れ去られてしまいました。

なんとかジョンジュンを救出しようと、走り去ろうとする車を追いかけるシジン。先回りしてその車の前に立ちはだかります。

10m、5m…。どんどんとシジンに近づいてくる車をなんとか止めようと、シジンは残った1発の銃弾を近くにあった消火器に撃ち込みました。

辺り一面に広がる消化粉。するとその瞬間、前方の視界を奪われハンドル操作を誤った車は、最後の悪あがきとばかりにシジン目掛けて発砲したのです。

同じく視界を奪われたシジンは、その発砲に気づくことができませんでした。真正面から受けた銃弾は間違いなくシジンの腹部を貫き、その場に倒れこんでしまったのです。

駆け付けたデヨンやアルファチームを視界に捉えたシジンは、”あとは任せた”と言わんばかりに意識を手放したのでした。

病院では、モヨンが懸命にシジンの救命にあたっていました。しかしシジンの心拍は弱まるばかりで、次の瞬間には”ピー”という電子音が鳴り響き心停止してしまったのです。電気ショックを与えてもいくら心臓マッサージをしても、シジンのバイタルは戻りません。

「なんでよ、こんなことって…。返事しなさいよ、最低男!!」

泣き叫びながらモヨンがシジンに覆いかぶさったその瞬間、「…痛いです」その声を合図に、なんと奇跡的にシジンの脈拍が戻ったのです。

安堵するモヨンでしたが、次いでシジンの口から出た言葉にモヨンは怒りをあらわにします。

「…私と一緒に運ばれてきた患者、彼は、生きていますか…?」

つい先ほどまで心停止しており、その状態があと1分でも続いたら確実に死亡していたであろう人物が、一命を取り留めて最初に出た言葉は自分でも恋人でもなく、銃撃戦の相手を心配する言葉であったことに、モヨンは思わず怒鳴ってしまいます。

「それは誰なの!あなたをこんな風にした人なの?一体だれ!!」

「…親しくない友人です」

その瞬間、隣の治療室でジョンジュンの治療にあたっていた看護師が慌てた様子で飛び込んできました。

「大尉と一緒に運ばれてきた患者が、大変なんですっ!」

シジンはその言葉を聞くなり、ベッドを飛び降りるのでした。

2.ジョンジュンの手術

病院の廊下では、ジョンジュンが大変な騒ぎを起こしていました。治療していた看護師にナイフを突き立て人質に取り、ここを脱出させろと叫び暴れていたのです。

そこへ駆け付けたシジンが「今はおとなしく医者の治療を受けましょう」となだめますが、「韓国の医者に任せて無事でいられる保証があるのか」と怒鳴り散らすジョンジュン。

しかし、何発もの銃弾を体で受け止めたジョンジュンの体力がそう残っているわけがありません。欠乏性ショックでその場で倒れてしまったジョンジュンは、緊急手術となりました。

執刀を担当したモヨンは、施術中にジョンジュンの体のある異変に気付きます。それは、ジョンジュンの腕に医者が施したものではないと思われる治療痕、とっさに縫い付けたような縫い目を発見したのです。

「…なにかがここに埋め込まれているみたい…。」

3.ジョンジュンの体内に隠されていたもの

その頃、銃撃戦が行われた現場では、警察や韓国陸軍による現場検証が行われていました。

ジョンジュンを攻撃した集団は、マトボニア大使館所属の武官達だということが判明しました。ジョンジュを追っていた理由を「マトボニア入国の際に偽造パスポートを使っていたために追いかけていた」と説明する彼らですが、当然納得のいくものではありません。

銃を携帯したプロの武官たちが偽造パスポートのためにここまで追跡するわけがない…。確実に何か裏があるとふんだデヨンは、さらにジョンジュンについて調べを深めることにするのでした。

シジンとジョンジュンの手術が無事終わり、二人は病室に移されました。要保護人物だと判断されたジョンジュンは、シジンと同室で入院することとなり、病室の外はデヨン達アルファチームが警護することになりました。

すると、モヨンはデヨンにあるものを手渡します。

「これが患者の体内から出てきたの…」

あの謎の治療痕から出てきたもの、それは小さなSDチップでした。

4.ジョンジュンを助けるには…

その頃、意識を取り戻したジョンジュンに、シジンは尋問していました。

「今の所属は?なぜ韓国に密入国したんですか?指示を受けた任務はなんですか?ジュネーブ条約に基づいて質問します。…亡命の意思はありますか?」

ジョンジュンは一言もしゃべらず口をつぐんだままです。自分に助けを求めていたように思えたシジンは、なんとしてもこの事件を解決したいと考えていましたが、事態はそう悠長に待っていてはくれませんでした。

今回の事態を受けて、北朝鮮代表団が急遽韓国を訪れ、明日までにジョンジュンの身柄を北朝鮮に引き渡せと言ってきたのです。

たかが軍隊の上尉一人のために北朝鮮のお偉いさんがこぞって入国してくるなど、普通の事件では考えられません。ジョンジュンの正体はいったい何者なのか、その解明が急がれました。

そしてその結果、彼はインターポールが指名手配している殺人事件の容疑者であると判明したのです。その容疑とは、同じ北朝鮮の特作部隊員であるリ・ソクジン中士の殺害容疑でした。

リ・ソクジン中士はヤクザ事件に関わっていたいわば”軍の裏切り者”であり、ジョンジュンはその始末を任命されたものと思われました。しかし、その事件と今回の襲撃と何の関係があるのか、そして彼の体内から出てきたSDチップとは…。

しかも問題なのが、そのSDチップの暗号解読がとても複雑で最低でも1週間ほどかかってしまうというのです。しかし、明日にはジョンジュンの身柄を北朝鮮に引き渡さなければならない…。

その前にジョンジュンの口から真実を聞き、自分たちが解決したい。そう考えたシジンは、病室は韓国軍に盗聴されているため、病院内の他の部屋でジョンジュンと二人きりで話がしたいとモヨンに相談します。

相手は正体の分からない北の特作部隊員です。何を仕掛けてくるかわからない人物と二人きりにさせることにモヨンはとても賛成できませんでしたが、そのシジンの真剣なまなざしについにモヨンは折れてしまいます。

「…CT室、30分だけですよ」

5.ジョンジュンの本当の任務

「ここは盗聴もされていないし、監視もされていません。あなたを助けられる最後のチャンスです」

そのシジンの言葉に、ジョンジュンはおもむろに口を開きました。

北朝鮮では、特殊訓練を積んだ特作部隊員がやくざやマフィアの狙撃手として高値で買われているという実態があり、彼の任務はそういった部隊員の始末と、その首謀者を見つけ出すということでした。そして、見つけ出した首謀者についての情報が体内にあったSDチップに入っているというのです。

首謀者についてシジンが尋ねると、「北のことは北でなんとかしますので…」そう言ってジョンジュンはそれ以上事件については話してくれませんでした。

「今日、北朝鮮の保安部チェ部長が韓国に来たそうです。明日にはあなたの身柄を保護すると言ってますが…」

シジンがそう告げた瞬間、ジョンジュンの顔色が変わりました。そして彼は何を考えたのか、病室の窓ガラスを蹴り破り、脱出しようとしたのです。

シジンはやむなく彼に銃を突きつけました。「何ですか?チェ部長に会えない理由があるのですか…?」図星をつかれたような表情を見せたジョンジュンの核心をつこうと、シジンはこう続けます。

「考えてみたんです。あなたが私を訪ねてきた理由を。それは、あなたの敵が私の敵でもあるからじゃないですか…?」

そう、実はジョンジュンは味方であるはずの北朝鮮軍に命を狙われていたのです。

軍の裏切り者としてリ・ソクジン中士を始末するという任務を終えた直後のことでした。息絶えた中士のポケットから突然携帯電話が鳴ったのです。恐るおそるその電話に出てみたジョンジュンは、自分の耳を疑いました。

「誰が勝ったんだ…?」そう尋ねた受話器の向こうの声は、なんと保安部のチェ部長の声だったのです。自分の上司であり、軍の上官であるチェ部長が軍人売買の首謀者であったことにショックと戸惑いを隠しきれません。

「あなたが反逆者だったなんて…」そう呟いたジョンジュンに、チェ保安部長は衝撃の一言を告げます。

「そんなはずがあるまい…反逆者は、お前だ」

そう、チェ保安部長は自分が売買の首謀者だと突き止めたジョンジュンを、逆に反逆者だとして軍に報告し、先制攻撃を企てていたのです。

そしてそのチェ保安部長の報告を信じた北朝鮮軍は、軍を上げてジョンジュンを捕まえようと躍起になりました。こうして、ジョンジュンは追われる身としてさまざまな国へ逃げていたのでした。

「俺を逃がしてくれ。まだやり残した任務があるんだ!」チェ保安部長に身柄を渡される前に独自ルートで北朝鮮へ帰りたいと懇願するジョンジュン。しかし、シジンも祖国の命令に従う軍人として、このままジョンジュンを逃がすわけにはいきませんでした。

ジョンジュンの身柄を韓国軍に任せると同時に、「餞別です。大事に食べてください」そう言って、一つのチョコパイを手渡すのでした。

6.”親しくない友人”の結末

結局、チェ保安部長に身柄を引き渡されてしまったジョンジュン。彼と二人きりになったジョンジュンは、”最後の任務”に取り掛かります。

それは、本当の反逆者であるチェ保安部長を自分の手で始末すること。

近くにあった酒の瓶をたたき割り、鋭いそのガラスを突き刺そうと襲い掛かったその瞬間、ジョンジュンの体を一発の銃弾が貫きました。それは、チェ保安部長が部屋の外に用意していた狙撃手で、ジョンジュンを反逆者死亡として事を収めようとしていたのです。

倒れこんだジョンジュンを見て全て終わったと満足気な笑みを浮かべた次の瞬間、チェ保安部長の元に衝撃的な知らせが入ります。なんと、北朝鮮軍が事件の真相を解明し、チェ保安部長とジョンジュンの早急な帰国を命じていると言うのです。

そして驚くことに、ジョンジュンは死んではいませんでした。なんと、この作戦の裏ではシジンたちアルファチームが密に動いていたのでした。

SDチップの解明に成功していた韓国軍は、その中に入っていたチェ保安部長の悪事の数々を北朝鮮軍に報告し、彼が真の首謀者であることを知らせていました。

そして、チェ保安部長がジョンジュンを狙撃し始末しようとしていることを察知したシジンは、こっそり病室を抜け出し、実際の狙撃手に代わってうまく急所を外して狙撃したのでした。

急所を外した狙撃により、瞬時にすべての作戦を悟ったジョンジュン。反逆の首謀者ではなかったにしろ、数々の軍規定違反によりおそらく帰国後に始末されてしまうであろう彼は、それでもシジンに感謝していました。

「ありがとう…。おかげで、祖国に戻り戦死として死ねる…」

そう呟くと、涙ぐみながらシジンから受け取ったチョコパイを口に運ぶのでした。

7.シジンとモヨンが守り抜いたもの

その夜、モヨンはシジンの病室を訪れました。勝手に病室を抜け出して任務についたことを咎めるモヨンでしたが、シジンの顔は晴れませんでした。

「両国の平和は維持できましたが、友人の生死はわかりません…」

そういって落ち込むシジンを慰めようと、保護者用の簡易ベッドを準備し病室に泊まることにしたモヨン。向かい合って横になった二人は、改めて言葉を交わします。

「そういえばまだ言ってなかったと思って…。心配かけてすみません。助けてくれて、ありがとうございました」

そんなシジンの言葉を、モヨンは皮肉ります。

「普通の恋人たちは、家に送ってくれてありがとう、記念日を祝ってくれてありがとうといって感謝するのに…私たちはいつも違うわね…。」

すみません…とうつむき誤るシジンに、モヨンは精一杯の願いを込めて訴えます。

「申し訳ないと思うなら、もう二度と私の前に血だらけで現れないで。お願いです…」

シジンの命を守ったモヨンと国の平和を守ったシジンは、お互いの大切なものを守り抜いた満足感に包まれながら眠りにつくのでした。

太陽の末裔14話見どころと感想

1.北朝鮮と韓国の根深い因縁

今回は、北朝鮮軍と韓国軍の政治的な因縁にも言及する回でした。両国の交流をテーマにするドラマは数多くありますが、そのどれを見てもやはりその敵対心は根深く、いつまでも相容れない国として描かれてしまうんだなと思いました。

今回に関して言えば、南北会談で北朝鮮は最初から韓国側に無理難題を押し付けていました。そしてその内容を受け入れないのであればこの会談は失敗である、と半ば脅しのような高圧的な態度をとっていたのです。

しかし、チェ保安部長の不祥事やその証拠となるSDチップのデータを突きつけた瞬間に、北朝鮮側の態度は一変。韓国側に有利な対応で会談を締めくくることができたのです。

このように、やはり北朝鮮が”悪”として描かれる傾向はありますが、今回はそういうことを訴えたいのではなくて、ジョンジュンという北朝鮮軍人とシジンという韓国軍人との間に確かに国を超えた”友情”が生まれていたということです。

国は国、人は人。同じ軍人という立場で見たら、お互いの信念や能力を認めて尊敬しあえる仲間になれるんだという絆を感じました。

シジンが口にした「親しくない友人」という表現が二人の関係を表すのに本当にぴったりで、感心してしまいました。

2.嫌な予感が…

最後のシーンで、シジンの病室に泊まったモヨン。二人は、第1話で一緒に見ることのできなかった映画のDVDが発売したということで、病室の壁にスクリーンで映してついに二人で鑑賞するんです。

しかし、二人とも疲れ果てて最後まで見ずに寝てしまったんですね。二人で抱き合いながら眠ってしまったシーンはとても素敵な画だったんですが、最後のモヨンのナレーションが少し気になりました。

「この映画の最後はハッピーエンドだったのでしょうか、悲しい終わりだったのでしょうか…」とモヨンが語ったのです。

それは、暗にシジンとモヨンの二人の結末を示唆しているように思えるのです。果たして二人はハッピーエンドなのかサッドエンドなのか…。

そんな疑問提起が読み取れてしまうんですが、さらに二人を何かハプニングが襲うのでしょうか。こんなにも障害だらけの二人の恋路に、これ以上なんの悲しみも苦しみも訪れないようにと願ってやみません。

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北朝鮮との闘いも無事終わり、シジンとモヨンに平安が訪れた14話でした。

この壮大なスケールで描かれた物語も、あと残すところ2話となりました。韓国で出会った二人は、ウルクという異国の地で再会し、また韓国で愛を育んでいます。

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※本ページの情報は2018年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTにてご確認ください。

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